なぜパウロは、エペソの弟子達に再浸礼を施したのか

A5版 中綴じ冊子 全24ページ
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 私ども宣教(ミショナリ―)バプテストは、聖書に定義されているバプテスマ(浸礼。一般には洗礼と呼ばれる。)の教えをそのまま守ってきました。したがって、聖書の定義に沿わないバプテスマはバプテスマではない、という立場をとっています。

 バプテスマという語は、訳せば「しずめ(浸め)ること」です。しかし、信仰者に対して水で浸めを行ったからといって、聖書的に正しいバプテスマであるとは限りません。説教者アポロは浸めのバプテスマをエペソの弟子(信仰者)に施しましたが、それは正しいバプテスマではありませんでした。ゆえに、使徒パウロが再びバプテスマを施した時、弟子たちに聖霊が下りました。

 本冊子は、使徒行伝18~19章の”説教者アポロによる誤ったバプテスマを受けたエペソの弟子たちが、使徒パウロによって再浸礼を受けた”記事より、聖書的なバプテスマとは何かを明らかにします。

 本冊子は、他教派から転入会を希望する方へ再浸礼の必要性を説明する際に役立つだけでなく、信徒がアクラとプリスキラ(使徒18章)のように正しいバプテスマの教理を身に着けるためにも役立ちます。